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職名 | 准教授 | |||||||||
氏名 | わだ たかし 和田 崇 |
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生年月 | 1982年6月 | |||||||||
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TEL | ||||||||||
FAX | ||||||||||
個人のホームページ | https://takashiwada.info/ | |||||||||
学歴 | 2014年3月 立命館大学大学院文学研究科博士後期課程修了 | |||||||||
学位 | 2014年3月 博士(文学)立命館大学 | |||||||||
所属学会 | 日本近代文学会 日本文学協会 昭和文学会 日本社会文学会 日本比較文学会 | |||||||||
社会活動 | ・四日市市 〔四日市市エコパートナー事業〕四日市公害を忘れないために 市民のつどい2023〔講演者〕(2023年7月30日)
・三重県歴史教育者協議会総会 記念講演〔講演者〕(2023年3月25日) ・教員免許状更新講習〔講師〕(2016~2021年) ・企画展:いまプロレタリア芸術が面白い! 知られざる昭和の大衆文化運動〔主催団体の構成員〕(小樽文学館,2019年7月6日~8月18日) ・三重大学・皇學館大学 第6回三重大学・皇學館大学合同シンポジウム〔講演者〕(2018年12月16日) |
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職歴 | 2018年4月~現在 三重大学教育学部 准教授
2017年4月~2024年3月 三重看護専門学校 非常勤講師 2015年4月~2018年3月 三重大学教育学部 講師 |
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学術(芸術)賞 |
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専門分野 | 近現代日本文学・文化 | |||||||||
現在の研究課題 | ・プロレタリア文学の国際連帯に関する研究
・東ドイツにおける近代日本文学の翻訳に関する研究 ・徳永直と橋本英吉の文献整備:労働者出身のプロレタリア作家の研究基盤構築へ向けて(JSPS科研費 基盤研究(C),代表:和田 崇) ・トランス/ナショナルな視座からの核・原爆の〈表現〉の研究(JSPS科研費 基盤研究(B),代表:松永 京子〔広島大学〕) |
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担当科目 | 国文学概説
国文学講義・近代Ⅰ~Ⅳ 国文学演習・近代Ⅰ~Ⅳ 国文学ゼミナールⅠ~Ⅳ 国語科授業の目的と内容(オムニバス) 国語科の基盤的知識とその本質(オムニバス) 教材研究・教材開発のための教科内容研究(中等・国語科)(オムニバス) |
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主な業績等 | 【書籍等出版物】
・和田崇『徳永直の創作と理論:プロレタリア文学における労働者作家の大衆性』(論創社 2023年8月)*単著 ・伊藤三男編著『青空のむこうがわ 四日市公害訴訟判決50年―反公害を語り継ぐ』(風煤社 2022年7月)*担当範囲:四日市公害と文学 ・安藤宏, 大原祐治, 十重田裕一編集代表『坂口安吾大事典』(勉誠出版 2022年6月)*担当範囲:「第二部 作品編:或る選挙風景/横暴な新聞販売店/真説 石川五右衛門『後編』に期待す/日本野球はプロに非ず」「第三部 事項編:河田誠一」 ・石川巧, 大原祐治編『占領期の地方総合文芸雑誌事典:上巻 東日本編 北海道~三重県』(金沢文圃閣 2022年6月)*担当範囲:「三重県」 ・下村智子・中西良文編『多様なPBLの実践事例と7-Stepからの学習過程の検討』(三恵社 2022年3月)*担当範囲 :「国文学演習・近代」) ・Ed. by Irena Hayter, George T. Sipos, Mark Williams, Tenko : Cultures of Political Conversion in Transwar Japan (Nissan Institute/routledge Japanese Studies), Routledge, 2021.*担当範囲: "7. "Doublethink" in Seisan bungaku Theory" ・小泉勇人・茂木謙之介・大嶋えり子編著『オンライン授業の地平―2020年度の実践報告―』(雷音学術出版 2021年4月)*担当範囲:「三重大学「国文学講義・近代Ⅳ」(2-4年生)授業実践報告」 ・中川成美・村田裕和共編『革命芸術プロレタリア文化運動』(森話社,2019年2月)*担当範囲:「地方のプロレタリア文化運動:関西を中心に)」 ・戦前期中国関係雑誌細目集覧刊行会編『戦前期中国関係雑誌細目集覧』(三人社,2018年12月)*担当範囲:「『大陸』(改造社)解題,『大陸』(改造社)細目(1巻1号~2巻5号)」 ・昭和戦前期プロレタリア文化運動資料研究会編『昭和戦前期プロレタリア文化運動資料集(DVD)』(丸善雄松堂,2017年10月)*担当:共編者) ・添田 唖蝉坊, 中村 敦, 白鳥 博康, 吉﨑 雅規, 厚 香苗, 和田 崇, 社会評論社編集部共著『演歌の明治ン大正テキヤ --フレーズ名人・添田啞蟬坊作品と社会』(社会評論社,2016年8月)*担当範囲:「啞蟬防の演歌と替歌の連鎖」 ・日本近代文学会関西支部編『作家/作者とは何か: テクスト・教室・サブカルチャー』(和泉書院,2015年11月)*担当:編集委員,担当範囲:全体討議のまとめ) ・里村欣三生誕百十年記念誌『里村欣三の眼差し』(吉備人出版,2013年2月)*担当範囲:「里村欣三「娘の時代」試論」 ・学術文献刊行会編『国文学年次別論文集『近代III』(平成21年)』(朋文出版,2012年6月)*担当範囲:「「労働の価値」が意味するもの : 徳永直の転向作品と生産文学」(115-123, 再録)/「『蟹工船』の読めない労働者 : 貴司山治と徳永直の芸術大衆化論の位相」(124-132, 再録) ・三人の会編『葉山嘉樹・真実を語る文学 (花乱社選書 3) 』(花乱社,2012年5月)*担当範囲:「講演会「プロレタリア作家葉山嘉樹と現代」印象記(※再録)」 ・貴司山治研究会編『貴司山治研究 :「貴司山治全日記DVD版」別冊』(不二出版,2011年1月 )*担当範囲:「解題 作家生活の始まりと同伴者時代」/「作品紹介「舞踏会事件」」/「作品紹介『ゴー・ストップ』」/「解題 戦後日本共産党との関わりから晩年の創作まで」 【論文】 ・「蘭陵王」試論――音楽の言語化をめぐって 単著 2023.04 三島由紀夫研究 23 89-99 ・Anti-Bourgeois Media in the Japanese Proletarian Literary Movement 単著 2022.12 Humanities 11(6) ・一閃した小林園夫のプロレタリア詩――「てめえ」と「あいつ」と「俺達」―― 単著 2022.09 フェンスレス 6 91-110 ・徳永直『妻よねむれ』の時空間 : 語りと回想/東京と登米 単著 2022.08 社会文学 56 33-47 ・ドイツにおける『太陽のない街』の翻訳と受容:断片掲載された「日本の『ジェルミナール』」 単著 2022.03 社会文学 55 107-121 ・文学教育の諸問題をめぐる〈いまさら〉と〈これから〉 単著 2021.03 社会文学 53 72-86 ・「他人の中」の本文をめぐる問題 単著 2020.01 徳永直の会会報 74 2-7 ・別役厚子『子どもの貧困と教師』に触発されて――別役氏が書かなかった/書けなかった課題の考察 単著 2019.07 季論21 45 188-196 ・熊本が生んだ二人の世界的作家―国民文学とプロレタリア文学― 単著 2018.10 時空を超えて:徳永直没後六〇年記念講演会報告書 32-40 ・純粋小説論の裏側で : 実録文学論との共時性をめぐる一考察 単著 2018.03 横光利一研究 16 8-24 ・日独プロレタリア文学の往来 : 雑誌"Die Links-kurve"を中心に 単著 2017.08 立命館文學 652 1228-1241 ・南木佳士「急須」論:お茶屋の主人の役割に関する考察 単著 2016.03 三重大学教育学部研究紀要(人文科学) 67 17-26 ・「欲しくない指輪」小論 単著 2015.01 徳永直の会会報 65 2-5 ・『貴司山治日記』における中野重治( 62号 pp.10-15 2013年12月) 単著 2013.12 梨の花通信 62 10-15 ・『太陽のない街』の翻訳と伝播 : "Die Straße ohne Sonne"(独訳)を中心に 単著 2013.05 日本近代文学 88 95-110 ・戦闘的なヒロインたち : 『太陽のない街』におけるロシア小説の受容 単著 2013.02 日本文学 62(2) 24-35 ・終戦直後の関西雑誌メディア 単著 2012.02 立命館言語文化研究 23(3) 53-65 ・文学雑誌『東西』解題・総目次・索引 単著 2010.10 立命館文學 (618) 223-239 ・『蟹工船』の読めない労働者 : 貴司山治と徳永直の芸術大衆化論の位相 (特集 プロレタリア文学) 単著 2009.12 立命館文學 (614) 312-327 ・「労働の価値」が意味するもの : 徳永直の転向作品と生産文学 単著 2009.12 論究日本文學 (91) 33-48 【実践報告】 ・[PBL実践報告]国文学演習・近代Ⅰ(教育学部) 単著 2021.03 多様なPBLの実践事例と7stepからの検討 : PBLの質的充実に向けて(三重大学地域人材教育開発機構PBL教育推進プロジェクト) 66-68 ・授業実践報告「翻案の効果を考えよう」-附属中学校2年生を対象に- 単著 2020.03 学部・附属学校連携授業研究-令和元(平成31)年度報告書- 18-25 【口頭発表】 ・「転換」者たちー新感覚派からプロレタリア文学へー, 世界文学・語圏横断ネットワーク 第16回研究集会 2023年9月18日 ・ドイツ分断期における日本の原爆文学アンソロジー ―Seit jenem Tag (1984)とAn jenem Tag (1985)―,日本比較文学会 第85回全国大会 2023年6月11日 ・Translations of Japanese Leftist Literature in Early East Germany (DDR): Tokunaga Sunao, Kobayashi Takiji, Miyamoto Yuriko Wada, Takashi,JAPAN: Literary and cultural representations in communist Europe 2022年10月23日 ・〈同志愛〉と〈恋愛/夫婦愛〉―日本の左翼文学における愛情の問題―,社会主義文化と身体のイメージ:ユーラシアにおける英雄・女性・死者の表象比較研究 2021年12月11日 ・徳永直『妻よねむれ』における時空間の考察――語りと回想/東京と登米,日本社会文学会2021年度秋季宮城大会 2021年11月6日 ・一閃した小林園夫のプロレタリア詩:「てめえ」と「あいつ」と「俺達」, 第35回占領開拓期文化研究会 2021年3月10日 占領開拓期文化研究会 ・日本のモダニズム文学とプロレタリア文学のあわい―〈新興〉の境界をめぐって―,モダニズム研究会キックオフミーティングⅠ 2020年9月10日 モダニズム研究会(立命館大学国際文化研究所) ・A Look at Socialist Nations: USSR and China in the mid-1950s as seen by a Japanese Communist writer, AAS-in-Asia 2020 2020年9月2日 Association for Asian Studies ・ドイツにおける翻訳と受容―「日本の『ジェルミナール』」及び断片掲載に関する考察【プロレタリア文化運動のモダニティ:脚色/共有される『太陽のない街』】,日本近代文学会・昭和文学会・社会文学会合同国際研究集会 2019年11月24日 日本近代文学会・昭和文学会・社会文学会 ・地方のプロレタリア文化運動:文学(組織)・演劇・美術,日本比較文学会関西支部2019年度9月例会 2019年9月28日 ・『小説教育者』の周辺―別役論への発題,別役さん遺稿集出版記念合評シンポジウム 2019年3月16日 ・ドイツにおける日本プロレタリア文学の翻訳,日本・ルーマニア・ドイツ・中国・ソ連における社会主義と文化交流のネットワーク:文学、舞台演劇、映画 2018年7月21日 ・熊本が生んだ2人の世界的作家―国民文学とプロレタリア文学―,徳永直没後60周年記念講演会 2018年5月26日 ・純粋小説論の裏側で,横光利一文学会第17回研究集会 2017年8月26日 ・"Doublethink" in Seisan-Bungaku Theory,Tenkō in Trans-war Japan: Politics, Culture, History. An international workshop 2017年6月30日 ・書評会 内藤由直『国民文学のストラテジー:プロレタリア文学運動批判の理路と隘路』,第18回占領開拓期文化研究会 2014年12月20日 ・勤労者文学とその時代,日本社会文学会関西ブロック例会 2014年1月25日 ・『貴司山治全日記』における中野重治―揺らぐ「人間性」,―歿後三十三年― 中野重治 研究と講演の会 2012年12月1日 ,戦闘的なヒロインたち―『太陽のない街』におけるロシア小説の受容―,日本文学協会第32回研究発表大会 2012年7月 ・資料紹介 文学雑誌『東西』・補遺,占領開拓期文化研究会(立命館大学国際言語文化研究所プロジェクトB2) 2011年8月 ・徳永直「八年制」論―教育制度をめぐる庶民的批判―,第43回解釈学会全国大会 2011年8月 ・戦後占領期の関西雑誌文化について,日本近代文学会関西支部2011年度春季大会 2011年6月 ・徳永直の評価について――転向作品を読みなおす,孟宗忌(徳永直の会) 2011年2月 ・権力と向き合う日本人――中野重治「おどる男」論,占領開拓期文化研究会(立命館大学国際言語文化研究所プロジェクトB4) 2010年12月 ・徳永直の創作方法の転換とその狭間――「島原女」と「女の産地」の語りの変化について,昭和文学会研究集会 2009年12月 ・「労働の価値」が意味するもの――徳永直の転向作品について,立命館大学日本文学会大会 2009年6月 ・野間宏の描いた京都――「暗い絵」と「わが塔はそこに立つ」,立命館大学日本文学会研究例会 2008年4月 ・貴司山治『ゴーストップ』,貴司山治資料調査研究会 2007年6月 【その他】 ・〔紹介〕「種蒔く人」顕彰会 編『『種蒔く人』の射程――一〇〇年の時空を超えて――』 単著 2023.05 日本近代文学 108 188 ・シンポジウム「差別と文学 水平社100年」印象記 単著 2023.05 社会文学通信 118 7 ・〔書評〕木村政樹著『革命的知識人の群像 近代日本の文芸批評と社会主義』 単著 2022.10 日本文学 71(10) 70-71 ・研究集会印象記 単著 2022.02 横光利一文学会 会報 40 2-3 ・Brief in Zement von Yoshiki Hayama-葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」の戦前ドイツ語訳- 単著 2022.02 国語科年報・思草 16 39-48 ・橋本英吉筆・和田崇翻刻・注「徳永直宛書簡」単著 2021.12 徳永直の会 会報 76 2-8 ・〔紹介〕島村輝著『志賀直哉の短編小説を読み直す』『小林多喜二の代表作を読み直す』 単著 2021.11 日本近代文学 105 179-179 ・〔書評〕『「ある女工記」DVD BOOK:葉山嘉樹『淫売婦』、小説から映画へ』 単著 2021.03 リベラシオン 181 32-37 ・浦西和彦編『徳永直全集」の目次案〈特集 浦西和彦の仕事〉 単著 2020.03 フェンスレス 5 75-87 ・〔書評〕五味渕典嗣著『プロパガンダの文学 日中戦争下の表現者たち』 単著 2019.09 日本文学 68巻9号 62-63 ・第5章 運動の最前線―地方でたたかう人々― 共著 2019.07 [企画展]いま、プロレタリア芸術が面白い! 知られざる昭和の大衆文化運動 29-35 ・徳永直と橋本英吉の関係~橋本英吉生誕百二十周年を期に~ 単著 2019.08 徳永直の会会報 73 3-7 ・雑誌『大陸』(改造社)総目次 : 一巻一号(一九三八年六月号)~二巻五号(一九三九年五月号) 単著 2017.12 論究日本文学 107 27-46 ・〔書評〕祖父江昭二著『二〇世紀文学としての「プロレタリア文学」――さまざまな経路から』 単著 2017.02 社会文学 45 157-158 ・流言蜚語 単著 2017.01 徳永直の会会報 69 2-2 ・浅井花子の人と作品 : 付:浅井花子著作目録 単著 2016.09 フェンスレス 4 53-74 ・〔書評〕白石康代著『占領下の新聞―別府からみた戦後ニッポン―』 単著 2015.12 図書新聞 3235 8-8 ・徳永直宛書簡 単著 2015.07 徳永直の会会報 66 2-6 ・総目次『実録文学』(文学案内社) 単著 2015.05 フェンスレス(オンライン版) 3 99-108 ・ (書評)尾西康充著『戦争を描くリアリズム―石川達三・丹羽文雄・田村泰次郎を中心に―』 単著 2015.03 図書新聞 3198 4-4 ・(新刊紹介)林芙美子著、野田敦子編『ピッサンリ』 単著 2014.12 論究日本文學 101 67-67 ・研究発表の記録(二日目、第一会場) 共著 2014.04 会報(日本近代文学会) 120 25-26 ・シンポジウム印象記 単著 2013.10 社会文学通信 98 7-8 ・『近代思想』創刊100周年記念集会印象記 単著 2013.05 社会文学通信 97 7-7 ・『太陽のない街』の比喩表現 単著 2013.01 徳永直の会会報 61 5-6 ・二〇一一年度秋季大会印象記 単著 2012.08 日本近代文学会関西支部会報 16 1-1 ・徳永直と『太陽のない街』 共著 2012.07 徳永直の会会報 60 3-5 ・関西の雑誌メディア 単著 2012.03 昭和文学研究 64 152-155 ・講演会「プロレタリア作家葉山嘉樹と現代」印象記 単著 2012.01 徳永直の会会報 59 1-2 |